「自分で出来る」屋根の劣化の確認方法
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外壁は意識しなくても目に入る事が多いですが、屋根は意識しないと中々目に入らないのではないでしょうか?
屋根は使用されている素材の種類等により、手入れの必要な年数はバラバラです。
しかし、年数の他にも屋根の状態によっては手入れを行った方が良いタイミングがあります。
そこで、自分で出来る屋根の状態を簡単に判断するポイントを紹介します。
まずは可能な範囲で異常が無いか、セルフチェックをしてみましょう!
屋根の劣化サイン
・棟を留める釘(固定具)の浮き
振動や雨水による釘の錆び、下地の木材が膨張したりすることで、棟等を固定する釘は年数が経つにつれて浮き上がってくる事があります。
多少の浮きであれば、まだ大きな問題は無いですが、目に見えて釘が浮いているとわかる場合は台風などにより瓦が飛んだり、棟が崩れたりする可能性が考えられます。
さらに、飛んだ瓦が他の家へ被害を与えたり、崩れた瓦が頭に落ちてくるといった二次被害も考えられます。
釘の浮きに気が付いた場合は、まずご相談ください。
・屋根材が欠けたり、割れたりしている
紫外線や風雨に晒され続ける屋根材は、時間が経つと脆くなり、欠けや割れが起こりやすくなります。
また、劣化の他にも「強風による飛来物の衝突」や「鳥が木の実等を落とした衝撃」といった外的要因により、瓦が割れたりする事もあります。
部分的な破損であれば、その部分だけの交換や補修も可能ですので、割れた瓦を見つけましたらご連絡ください。
強風による割れや瓦の吹き飛び等は火災保険で対応できる場合もございます。
・色褪せや苔やカビは発生している
屋根材の色褪せは、防水効果のある塗膜の劣化が始まっているサインです。
家のそばに森林がある、日当たりが悪いなどの周辺環境によっては苔やカビが発生する事もあります。
苔やカビが発生した場合は、他工事(外壁塗装など)と合わせて掃除をしていただく事をおすすめします。
これらの症状は放置しておくと雨漏りに繋がる危険性もありますので、その前に塗装や掃除を検討して頂くのが良いでしょう。
自己点検時の注意点
屋根の確認を行う際、安全対策をしていない場合は絶対に屋根には上がらず、安全が確保された場所(道路、庭、2階室内など)からのみの確認に留めておいてください。
転落によるケガや最悪の場合は死亡事故に繋がる場合もありますので、安全第一でお願いいたします。
また、台風シーズンの前後になると「瓦が割れている」との名目で突然自宅を訪問し、「今すぐ修理しないと大変なことになる」と不安や危機感を煽って、高額な契約を行う訪問業者が増加傾向にあります。
最悪の場合、瓦などの屋根材をわざと破損させて、修理が必要と迫る手口もありますのでご注意ください。
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