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テレビアンテナを取り換えるとしたら

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一般的な地上波デジタル放送用アンテナの耐用年数は約10~15年とされています。
この年数を過ぎると、テレビの画質が悪くなったり、映像が途切れたりと影響が出てきます。
(※立地等の環境によっては、もっと早く寿命が来たり、もっと長く使える事もあります)

目視で確認できる交換の目安としては「錆びが出ていないか」「土台や支柱が傾いていないか」「地上デジタル放送の映りが悪くないか」といった点を確認してみて下さい。

今回2種類の地上波デジタル放送用アンテナの特徴を紹介していきます。
地上波デジタル放送への完全移行から10年程が経ち、交換時期に差し掛かっている方も多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

八木式アンテナとは

八木式アンテナは、屋根の上に設置されている魚の骨のような形状をしているアンテナです。
皆さんが「アンテナ」と聞いてイメージするのはこちらが多いかと思います。

八木式アンテナの最大のメリットは「受信感度の高さ」です。
電波の受信感度が高さと設置位置が屋根の上になる関係から、電波塔から離れていたり、高層ビルが目の前に有ったりしても、大きな支障無くテレビを視聴することが出来ます。
この点は、後に紹介する同等性能のデザインアンテナと比べても、とても優れているといえます。

デメリットとしては天候の影響を受けやすい点があり、強い風が吹いて傾いたりしてしまうと、少しのズレでもテレビの写りが悪くなったりします。
また、上記のように屋根の上に設置することに加え、アンテナ自体の大きさや形の関係もあり、家の外観を損ねてしまう点をデメリットと感じる声も多いです。
鳥も留まりやすいため、屋根の上をフンなどで汚されるといった被害が出る場合もあります。

デザインアンテナとは

デザインアンテナの最大のメリットであり特徴となるのが、家の外観を崩さないシンプルな見た目です。
形が箱状でサイズもそこまで大きくないため、外壁に設置しても違和感が少ないです。
また基本的に軒より下に設置することが多いため、天候による影響も受けにくくなっています。

八木式アンテナに比べた際のデメリットしては「電波の受信感度が弱い」点で、周辺の環境によっては快適にテレビを視聴できない場合があります。
例えば、目の前に高層ビルがあったり、電波塔から距離があったりすると電波が受信しにくく、テレビの画質なども落ちてしまいます。
(一応、ブースターと併せて設置することで、電波状況は改善される場合があります)

ここまで紹介したように、どちらのアンテナにも一長一短があります。
取り換えや修理の際には、業者と打ち合わせを行い、より良い方法で工事を進めさせて頂きますので、不安な所や疑問等お気軽にご相談ください♪
なお、今回紹介させて頂いたアンテナはあくまでも地上デジタル放送を受信するためのアンテナについてです。
BS、CS放送を視聴する際は専用のアンテナが必要になりますのでご注意ください。

お家の点検も合わせて・・・

アンテナの設置・修理工事の際は足場を立てる可能性が高いです。
この機会に屋根の上や外壁などの点検も併せて実施することをおすすめします!
「どのような部分を見るのか?」気になった方はこちらのブログも確認してみてください。


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