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ヒートショックの予防は脱衣所が最重要!

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お風呂に入るときにヒートショックが発生するメカニズムとしては、脱衣所~浴室(浴槽)の寒暖差により、血圧が上下する事で心筋梗塞や脳卒中などが引き起こされるというもので、高齢者の方に特に多い事象となります。
厚生労働省の統計によると、令和3年の高齢者の浴槽内での死亡者数は約4,700人で、交通事故死亡者数2,100人のおよそ2倍となっています。

皆さんのお家や実家などは、冬場にお風呂へ入る際に寒さ対策は行っていますでしょうか?
そこで今回は、脱衣所を温かくしてヒートショックや湯冷めを防ぐ方法をご紹介します!

暖房器具の設置で手軽に

最も簡単な方法としては、ストーブなどの暖房器具を脱衣所に置く事です。
浴室に入る30分~1時間程前に、ストーブを点けて脱衣所を温めておけば、ヒートショックの危険性も抑える事が出来ます。
ただし火災等の原因ともなり得ますので、暖房器具の周りに燃えやすい物(特にタオルや衣類)を置かないようにしておいてください!

「持ち運びが難しい」「狭いので置く場所が無い」といった場合は、壁掛け型のファンヒーターの設置がおすすめです。
山根木材で設置工事も行っていますので、気になった方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。


↑ファンヒーター設置イメージ

窓の改修で熱の行き来を抑える

窓などの開口部は熱の出入りが大きい部分で、脱衣所が寒くなってしまう大きな原因となります。
二重窓(内窓の設置)にしたり、新しい窓へ交換したりする事で断熱性能を上げることが出来ます!
例え1箇所だけだとしても、体感できる効果は大きいです。

窓の設置や交換は大変な工事となるイメージをお持ちだと思います。
例えば内窓の設置工事の場合は1箇所であれば、最短半日~1日で工事も終える事も可能です。

費用を抑えるのであれば、断熱効果のあるカーテンやロールスクリーンを設置という方法もあります。
ただし、脱衣所は浴室の暖気や湿気でカビが発生しやすい環境ですので、断熱性能に加えて、防水・防湿性能の高い商品を選ぶ必要がある点にご注意ください。

断熱材の交換で部屋全体の断熱性能を上げる

こちらは規模の大きい工事となりますが、効果は非常に大きいです。
断熱材は長い年月経過すると、素材によっては湿気等を吸ってしまい、自重でずり下がり隙間が出来てしまうという劣化事例があります。
こうなってしまうと、隙間から出入りする熱が大きくなったり、風が通りやすくなってしまい、お部屋の中も寒くなってしまいます。
「何もしてもすぐに部屋が寒くなる」「そもそも部屋が温まりもしない」という場合は、このような方法もご検討ください。

また、天井裏や床下に断熱材が無い場合は、追加する事でより部屋の熱の出入りは少なくなります。
※天井裏や床下の状況等によっては断熱材の設置が出来ない場合もあります。

山根木材では築年数や脱衣所の状況に応じて、最適な方法やプランを提案させて頂きます。
まずは現地を見て欲しいという事でも良いので、お気軽にご相談・お問い合わせください。


電話・メールでのお問い合わせ先

フリーダイヤル: 0120-254-658(受付時間8:30~17:30)
アドレス:homesupport@yamane-m.co.jp

その他にもお家の事について気になっている事があれば、こちらのページからご質問下さい!
その他修理依頼なども受け付けていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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