節水型トイレのメリット・デメリットとは?
記事掲載日:
近年は環境への配慮や、水道代の節約という観点から節水型トイレが主流となっています。
しかし、生活環境等によっては節水型トイレでは不便を感じる事もあると思います。
そこで今回は、節水型トイレのメリットと注意点をご紹介させていただきます!
節水型トイレのメリット
最近の節水型トイレは水道代だけでなく、電気代も節約する事が出来ます。
例えば従来のトイレであれば、暖房便座を使用するとトイレを使用していない時間も電気を使い便座を保温していますが、最近の節水型トイレは日々の使い方を学習することで、トイレを使っていない間は電力の消費を抑えて、節電をしてくれます!
さらに、節水型トイレのメリットとしては「便器の掃除のしやすさ」もあります。
通常のトイレの場合は水を流すと直線上に水が流れていきますが、節水型トイレの場合は渦を巻くように水が流れていきます。
これにより、普段流した時でも便器表面の汚れが落ちやすくなっています。
また、機種によっては壁付けにすることで、床面から浮かせる事も出来るため、便器だけでなくトイレ室内も掃除がしやすくなります。
節水型トイレ使用時の注意点
節水型トイレは従来のトイレに比べ、1回で流れる水の量を約半分程にすることで節水をしています。
ただし流れる水の量が少ないと、物を押し流す力も弱くなるため、トイレの詰まりが発生しやすくなります。
例えば、従来のトイレを使用する感覚でトイレットペーパーを流すと詰まってしまう事もあります。
小さなお子様がいる場合は誤って異物を落としてしまうこともあるでしょう。
また、近年は糖尿病や高血圧を患ってしまう方が増えている事もあり、糖尿病や高血圧を抑える薬(降圧剤等)の副作用により排泄物の粘着性が増し、それが配管内に付着し、蓄積していく事で流れが悪くなり、最終的に詰まってしまうといった事も多くなっています。
このように、思わぬ部分で詰まりが発生してしまう場合もあります。
詰まりへの対処方法としては、使用中でも小刻みに水を流すことで、ある程度防ぐことは出来ます。
もし、トイレが詰まってしまっても初期段階であれば、ラバーカップで解消できる事も多いです。
まずは、お客様自身ができる方法としてラバーカップを使い、詰まりへの対処をしてみてください。
(※ラバーカップを使う際は便器周辺に水が飛び散っても良いように、タオルやシートなどで周囲を覆っておくことをおすすめします)
普段の生活の中で、トイレが何度も詰まるようであれば、取替を検討して頂くのも良いかとは思います。
トイレの交換を検討している方は、普段の生活や家族の状況に合わせて、選んでいただくと良いでしょう。
その他、トイレ室内をより使い環境にする工事(手すりの設置等)も行っていますので、ぜひご相談ください!
電話・メールでのお問い合わせ先
フリーダイヤル: 0120-254-658(受付時間8:30~18:00)
アドレス:homesupport@yamane-m.co.jp
その他修理依頼なども受け付けていますので、こちらのページからご相談下さい。