レースの取り替え
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山根木材メンテナンスサービスの中村智恵です。
先日、カーテンのレースが破れてしまって・・・と新築後24年のOBのお客様から連絡がありました。
早速伺うと、
こんな悲惨な状態に・・・。
冬に窓が凍結してレースがガラスにくっついてしまった際に、安易に引っ張ってしまったんだそうです。
8年前にカーテンを取り替えしたので、ドレープ(厚手の生地)はまだキレイです。
なので、今回はレースのみ、取り替えることとなりました。
では、どんな生地にしようかなとよく見ると・・・。
この生地は今も残っているかも。
調べたら、現在も継続している生地でした。
8年前にいろいろ悩みながらも、気に入ってお選びいただいた生地なので、
今回も同じ生地で作り直すこととなりました。
そして、お電話いただいてから2週間後、新しいレースに取り替え完了しました。
レースのカーテンは、日中、日が当たる時間にかけています。
直射日光が当たるので、繊維の劣化や変色がおこりやすいのです。
今回のケースは、窓ガラスが凍結したことがカーテンの傷みの原因でしたが、
長くカーテンをかけていると、一見、傷んでいないように見えても、
繊維の劣化により、洗濯をきっかけに生地が裂けてしまうこともあります。
そうなってしまうと、生地の寿命とお考えいただき、カーテンの取り替えをおすすめします。
1窓からでも大丈夫ですよ。
是非、ご相談くださいね。